うつの人が抱える復職への不安とその緩和方法③~経済編~

こんにちは。リワークスクール カラフル・金沢の支援員Mです。

今回も『うつの人が抱える復職への不安とその緩和方法』と題しまして、~家でもできる不安を和らげる方法【経済編】~について書いていきたいと思います。

 

 

休職中や退職後は、やはりお金の不安が尽きませんよね。

「本当はゆっくり仕事を探したいけど、貯金が…。」というお声も少なくありません。

 

 

収入に関しては、次の仕事次第といったところになりますが、

この際に出費を見直し、給付金や節約に関する知識を付けてみませんか?

金銭感覚が整うことは、今後の人生にもきっと役立つことと思います。

 

 

ちなみに筆者も正社員時代はお金遣いが荒めでしたが、休退職を経てお金の使い方を考え直すことができました!

どうしてあの収入があって貯金が増えなかったのか…、今では本当に不思議でなりません!

 

 

それでは本題に入っていきましょう。

 

 

1.休職中の収入(失業保険・傷病手当金)

 

前の職場で雇用保険に入っていた方は失業保険を貰いながら就職活動ができます。

 

これから退職し、失業保険を貰いながら就職活動をされる予定の方は、いくつか注意が必要です。

 

  • 失業保険には受給条件がある

まず、受給の大前提として「就職しようとする積極的な意思があり、いつでも就職できる能力があるにもかかわらず、職業に就くことができない」状況であることが必要です。

そのため、すぐに就職先を見つけたり、逆に就職する意思がなかったり、怪我や病気で再就職が困難とされる場合などは受給することができません。

また離職前に雇用保険に加入しており、かつ一定の条件を満たした場合のみ支給されます。

 

  • すぐに支給されるわけではない

退職理由が会社都合か自己都合かによっても支給日が変わります。

会社都合の場合は申請後7日間の待機期間を過ぎると支給が始まります。

すぐに受け取れる訳ではなく、ハローワークから指定された「認定日」に、就職活動の詳細や、アルバイトをしたかどうかの報告し、その内容が認められると数日後に振り込まれます。

 

自己都合退職の場合は7日間の待機期間の後、さらに3ヶ月の給付制限があるため注意が必要です。

 

  • 受給後も毎月条件を満たす必要がある

受給するには、毎月定められた回数の就職活動と、アルバイトの有無の報告をする必要があります。

アルバイトの労働時間や日数によっては、失業保険が減額されたり、支給が先送りになったりするので注意が必要です。

 

  • 健康保険の継続・変更

通常は退職時に保険証を返却しますが、離職後20日以内に元職場に申請すると、引き続き保険証を使うことができます。ただし、会社負担は無くなるため、全額自己負担になります。

この手続きをしない場合は、国民健康保険に加入するか、家族の扶養に入ることになります。

扶養に入る場合は、失業保険も収入の対象になるため、支給額によっては扶養に加入できない場合もあるため注意が必要です。

 

とにもかくにも、色々と条件や決まりがあるため、自己判断で計画を立てると、思わぬところで予定が狂ってしまいます。

まずは一度お近くのハローワークに相談してみてください。

 

また、退職せずに傷病手当金を受ける場合は、3日間の連続した欠勤を含み4日以上出勤できなかった場合に申請できます。

個人経営の会社など、傷病手当の支給前例がない場合は、手続きに時間がかかる場合もあります。こちらも上司や主治医と確認し合いながら進めていくようにしてくださいね。

 

 

2.貯金

 

ここでお話しする貯金とは「今あるお金を増やすこと」ではなく「出費を減らすこと」です。

出資を抑えるためには、「自由に使える金額」の把握と、「物欲のコントロール」が大切です。

『欲しいなぁ』と感じる気持ちが次々生まれるのは止められませんが、そこをグッと抑えるコツをつかんでいきましょう。

 

〜自由に使える金額の計算方法〜

『収入-{貯金したい金額+必ず使う金額(固定費)}=自由に使える金額

という計算をすることで、使いすぎを防止できます。

これを先取り貯金といいます。

自由に使える金額を超えないように意識していきましょう。

 

〜物欲コントロールの基本〜

 

  • 必要かどうかを吟味する

『あ、欲しいなぁ…』そう思った時にすぐに購入していませんか?

生活必需品でない限り、購入前にじっくり考えるようにしていきましょう!

ただ我慢するよりも、

『これを買うには時給800円の仕事で4時間働かないといけないな』

『浮いたお金でお米が買えるな』

と、労力や別の品物と比較してみると冷静になれますよ。

 

すぐに買わずに1度家に帰るのもオススメです。

時間が経つと、欲しい気持ちが冷めていたり、不思議と欲しかったことさえ忘れていたりするものです。

 

グッと我慢が出来たら自分を褒めてあげるのもお忘れなく!

節約ついでに自己肯定感もUPさせていきましょう♪

 

 

  • 代替品を考える

いつも買っている物を、より安い物に切り替えてみてはいかがでしょうか?

最近では、各店舗のプライベートブランド(自社商品)が充実しており、他のメーカーよりも格安で購入できます。

 

スマートフォンも、大手キャリアから格安SIMに変更するだけで、月に数千円安く使えるようになりますよ。

 

  • 節約を楽しむ

意外かもしれませんが、節約をゲーム感覚で楽しんでみるのも効果的です。

 

『〇日までの出費が△円以内に収まったらケーキを食べてもいい!』

という風に、目標とプチ贅沢を上手にからめてみると、節約がストレスになりにくいです。

事実、どんどん節約スキルが上がっていくと、生活に必ず役に立つので、ぜひ楽しさを感じながら取り組んでみてください。

 

 

3.今後の収入について自分の価値観を見直す

 

休職されている方は傷病手当、退職された方は失業手当など、給付金を受けながらできるだけ焦らずに就職先を見つけていきたいものですよね。

 

給付金には実際に支給される給付期間が決まっています。

利用者様のなかには「もうすぐ給付が終わってしまうけど、まだ就職先がみつからない」と焦って不安に感じている方もたくさんいらっしゃいます。

 

具体的にはどんなことに不安や焦りがあるでしょうか?

収入がなくなること?

長く続けられる仕事をみつけること?

対人関係への不安?

 

あなたの感じている不安は、軽減・回避する方法はないのでしょうか?

 

〜誰もが無意識で自分だけのルールを定めている〜

就職について、自分独自のルールを無意識に設定されていて、がんじがらめになっている方も少なくありません。

 

「絶対に」長く続けることができる職種で

「絶対に」対人関係を良好にしていかないと…

「必ず」週〇日以上、実働〇時間、給与はひと月〇万円で…

といった具合です。

 

全て完璧にしなくては、というプレッシャーで潰れてしまわないように、収入を得るパターンを増やしてみませんか?

 

正社員や収入にこだわらなければ、短期のアルバイトや、土日だけ派遣で働いてみるなどし、最低限の収入を得ながら就活をすることも可能です。

短期のつもりで始めた異業種が、案外自分に合っていた。なんてこともあったりします。

 

また、障害者手帳をお持ちであれば、就労継続支援を受けることも可能です。(→過去記事参照)

 

就職や収入に対する不安を感じているだけ書き出し、不安を軽減する方法はないか改めて考えて、心理的なハードルをどんどん下げてみてくださいね。

 

以上を踏まえて出費を抑え、収入を得る方法を何パターンか計画することで、休職中のお金の不安を和らげていきましょう。

 

 

4.まとめ・宣伝

家でもできる不安を和らげる方法を、体調・心理・経済の3部にわけてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

 

 

なにか一つ欠けても、バランスは崩れてしまうものです。

きっと自分を酷使して頑張り続けて調子が崩れてしまったのですから、自分を責めずに肯定し続けていきましょう!

 

 

カラフル・金沢では、就職までの課題と改善策について一緒に考え、個人面談で不安な気持ちをお聴きします。また、同じ悩みを持つ仲間と出会うことができます。

 

 

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