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障害のため、音に敏感で気になる方の対処法

カラフル・金沢には、約20名以上の利用者さんが毎日元気に来られます。

私たちもそうですが、人と関わる時、気になる事が一つや二つあるものです。
それは利用者さんも同じです。

音に敏感なことでつらい

利用者さんの中には、声の大きさ、ラジオの音、CDの音、戸を閉める音などが非常に敏感に感じる方がいます。
私たちには想像できないくらいの音の大きさを感じて、非常にストレスを感じてしまうのです。
そのストレスにより、何も考えられない状況に陥ってしまいます。

また、笑い声でも”自分のことを笑っているのではないか?”と思い、気分が落ち込んでしまう方もいます。

その利用者さんは、ストレスを感じられるとスタッフにそっと相談に来られます。
音が気になることを他の利用者さんに気を遣わせないためです。

人がいるということは、いろんな音が出るものです。
それは仕方がないことだと分かっている。
でも、その音を出している人や物に対して”その音を出さないで!!”とは言えません。
みんな、出したくて出している音ではないのですから。

じゃあどうすればいいか?考えられる対処法が3つあります。

1 その場から離れましょう

信頼できる人に音がつらい事を話をして、その場を自分から離れましょう。
黙って居なくなると、周りの方が心配をするので、一言声を掛けて下さいね。

2 耳栓をする

音が気になるけれども、どうしてもその場に居なければならない時もあります。
そんな時は、耳栓をしてみましょう。多少、ぼやけて聞こえてきますが、その場に居る事は何とかできます。

3 信頼できる人につらさを話す

信頼できる人に話をしましょう。ストレスの原因となる音を取り除くことは困難ですが、
つらさを話す事でストレスが緩和されます。

つらい・しんどいと思ったら

”つらい”とか”しんどい”と思ったら、一人で我慢せずに、信頼出来る人に声をかけて下さい。
つらそうな様子に気づいてくれる人がいるかもしれませんが、”音”の感覚は人それぞれです。

綺麗な音に聞こえる人もいれば、ただの雑音にしか聞こえない人もいます。
また、私のように水泳のしすぎで、中耳炎に何度もなった為、普通の人よりもクリアに音が入らない人もいます。

”自分の感覚がおかしいのでは?”、”迷惑をかけてしまうかもしれない”とか”変だと思われるかもしれない”と思わずに、そのつらさを話して下さい。
話すことだけでも、ストレスは軽減します。
また、相手に音に敏感だという特性を理解してもらうことが出来ます。

一人で抱え込まず、お話して下さいね。

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