「リワークスクール」では、毎月、摂食障害の当事者の方の茶話会(さわかい)とその当事者の方の親御さんの茶話会が開催されています。
先日、親御さんの茶話会に参加させて頂きました。
というのも、ブログで前回、摂食障害について書かせて頂いたのですが、ブログをアップする前も後も、「内容に間違ってるところがあるのではないだろうか?」「障害に対して、自分の先入観で書いてしまっているところがあるのではないだろうか?」と不安でいっぱいでした。
私が勤めているビジネススクールには、摂食障害で悩んでいる利用者さんがいないこと、自分の周りに「摂食障害で悩んでいるのではないだろうか?」と思われる方がいますが、はっきりと聞くことは出来ず、その障害の辛さを本当に分かっていないところがあり、ずっとモヤモヤしていていました。
リワークスクールの職員さんに、理由をお話して茶話会に参加させて頂けないかお願いしたところ、親御さんの茶話会ならOKと了解を頂きました。
茶話会は「安心・安全な場」であることが第一条件です。
話を聞くだけの、見知らぬ私が同席することで場の雰囲気が変わることが予想されます。
「私が行ったら場違いな雰囲気になるのではないかな?」
「お話したいことを遠慮されて、折角参加されたのに、お話することが出来なくなるのでは?」と色々考えながらリワークに向かいました。
茶話会にはお二人のお母様が参加されました。
お二人とも見ず知らずの私を温かく迎えて下さいました。
リワークスクールの職員さんが私が書いたブログをプリントアウトしたものをお母様方にお渡しして一読して頂きました。
「御叱りを受けるのではないだろうか?」とずっと思っていましたが、お母様方からは「大丈夫よ♪あなたの意見だから訂正することはないよ☆」とお言葉をいただいて、ホッとしました(^^)。
自己紹介の後、お母様方は、子供さんの最近のご様子をお話しして下さいました。
話を聞いているうちに、実際その子供さんにお会いしたことは無いのですが、子供さんの姿が想像出来ました。
子供さんも辛いし、その子供さんを見守っている親御さんも辛い思いをされている。
でも、お二人とも子供さんと仲良しです。
一緒に食事に行ったり、買い物に行ったり、家でゆっくり一緒に過ごしたり。
でも、その時々の子供さんの様子を見て、心配したり、安心したり…。
改めて自分の母親も、そういった目線で自分を見てくれているのかなぁ~としんみり思いました。
お昼まで「あっ」という間に時間が経ち、振り返りをしてお開きとなりました。
摂食障害で悩んでいる方が、茶話会に参加されるにあたり、初めの一歩は色々なことを考えてしまうかもしれません。
摂食障害は外見からは分かりにくいですし、「摂食障害なのかな?」と思っても、家族といえども聞きにくいこともあります。
どうか摂食障害で悩んでいる一人でも多くの方に茶話会に参加して欲しいなと思います。
お問い合わせは「リワークスクール」に御連絡下さいね。
私自身、今回茶話会に参加させて頂いて強く感じた事は、同じ悩みを持つ人同志が話し合うことはとても意義があることだということです。
一人で悩んで、本やインターネットで調べても分からないことがあると思います。
思い切って人に話してみることで、解決の糸口や新しい発見があったり、共感してもらえることで助けられたりすることを実感しました。