ビジネススクールの土曜日の特別講座で「ボーリング&ランチ会」を開催しました。
「特別講座」って何ですか?
特別講座は、通常の平日の授業とは別に、隔週の土曜日で普段出来ないことを体験して、見聞を広めたり、他の利用者さんと親睦を深めようというものです。
ボーリングのこと
ボーリングは個人競技ですが、ひとりでプレーをするだけではなく、ほかの人のプレーを見たり、上手くいったときにハイタッチなどして盛り上げたり、上手くいかない子をフォローしたりと色々と社会での振る舞いを学ぶこともできます。
今回は車椅子の利用者さんがいます。
その利用者さんは、ボーリングをする際は「すべり台」を使う必要があります。
その利用者さんがプレーをする時、「すべり台」をどの位置に置いたら投げやすいかな?と考えて運びます。
すべり台を運んでくれたら、その人に「ありがとう」と感謝を伝える。
お互いに支え合う事も大切です。
場所は御経塚サティの2階にあるボーリング場です。
ボーリングをした後、昼食は1階のフードコートに移動して、自分が食べたいものを店員さんに自分で注文して、机を囲んで楽しもうという企画です。
私は小学生の頃、なぜか日曜日の早朝に家族でボーリングに行く習慣がありました。
日曜日の早朝はゲーム代が安い料金設定になっていたからだと思うのですが、ボーリングをしてから家に帰って朝ごはんというパターンでした。
なのでボーリング自体は嫌いではありませんが、朝から気分が悪いとスコアも悪かったので、自分のメンタルの調子が素直に結果に現れるので難しいなぁと思っています。
今回参加される利用者さんは、「ボーリングは初めて☆」という方はなく、みんな1度は経験があるとのこと。
でも久しぶりにプレーする方が多く、私も久々でワクワクしました♪
当日はお天気がよく、移動もスムーズでした。
ボーリング場に着くと、ピンが倒れる気持ちいい音が響いています。
利用者の方で大きい音が苦手な方がいましたが、当日は大丈夫だったようです。
自分の靴のサイズが分からない?
まず、ボーリング場に入るには、ボーリング場用の靴を履く必要があります。
私がみんなに「受付のお姉さんに自分の靴のサイズを言って、靴をもらってね~」と伝えると、半分以上の利用者さんは「ポカーン」としています。
私は訳が分からず「あれ?どうしたんだろう?」と思っていると、自分の靴のサイズが分からず、慌てて今履いている靴の裏を確認し始めました。
靴は親御さんに買ってもらうからか自分のサイズを知らなかったのですね(^_^;)
今回の件で、自分の足のサイズを知ることが出来て良かったなぁと思います。
ボーリングを楽しもう!
ゲームが始まると、最初は調子が出なくても、次第にみんなコツを掴んできて、ストライクやスペアを出していました♪
自分が喜ぶだけではなく、他の利用者さんがストライクやスペアをとった時はハイタッチしたりして喜び合っていました。
一投目にピンを数本しか倒すことが出来なかった時、コンピューターが「このピンを狙えばスペアが取れますよ」とアドバイスをしてくれます。
そのアドバイスを参考にする利用者さんや、今迄の経験則から独自のアドバイスをしてくれる利用者さんもいて、「右のピンを狙えばスペアが取れるよ♪頑張って~」とお互いに応援したり、残念ながらガータを出してしまって落ち込んでいる利用者さんに「大丈夫、大丈夫!次頑張って!」と励ましていました。
当初は2ゲームで終わる予定でしたが、とても楽しくて「もう1ゲームやりたい!!」と提案がありました。
私は「みんな後で疲れが出るのではないのかな?」と心配しましたが、普段見ることが出来ないキラッキラしている笑顔を見ると断ることが出来ませんでした…。
ゲームが終わった後、みんなで集合写真を撮りました。
お一人写真が苦手な方がいましたが、写真に入らないパスもありです☆
フードコートでランチをしました♪
ゲームで楽しんだ後、丁度時間がお昼になり、お腹もペコペコです。
1階のフードコートに移動して、自分が食べたいものを選んで、みんなで楽しく食事をしました。
台湾料理のお店があり、私と利用者さんが「魯肉飯(ルーローハン・豚の角煮、野菜、煮玉子がごはんの上に乗せられた台湾料理)」を美味しく頂いていたところ、
(※お腹がペコペコ過ぎて、写真を撮るのを忘れました…)
「本場だとこんなに綺麗な盛り付けじゃないですよ~」と台湾に留学した経験のある利用者さんが教えてくれました。
「へぇ~!!そうなの?」と話が弾んで、「まず、海外に行くのなら台湾がおすすめです♪」と教えてくれました。
機会があったら、是非台湾に行って本場のルーローハンを食べてみたいなぁ~と思いました。
普段とは違うみんなの顔を見る事が出来て、とても新鮮で充実した一日でした(^^)/